色で熱中症は予防できる?
2021/08/26
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レコードブック津田沼看護師、貝瀬です。
もうすぐ9月、実りの秋が近づいてきましたが、暑い日が続いております。
まだまだ、熱中症も気になるところです。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今回は外出時の熱中症予防対策を皆様にお知らせしたいと思います。
物体は色によって、太陽から放射されたエネルギーを反射する率が異なり、反射されなかった放射エネルギーは、吸収されて熱に変わるそうです。
そのため、熱中症のリスクを減らすには、反射率が高く、熱を持ちにくい色を選ぶことが良いそうです。
国立環境研究所・上席研究員 一ノ瀬氏の実験によりますと、「風がほとんどない気温30℃の屋外で実験したところ、5分間日光に当てただけでシャツの表面温度は、白色のシャツが気温と同じ30℃なのに対し、黒色や深緑色のシャツは50℃を超え、その差が20℃以上になった。」との結果が得られたそうです。
この結果を踏まえ、何色が熱中症予防に効果的なのか下記のようになります。
(低)白・黄色<グレー・赤<紫・青<緑・深緑・黒(高)
外出の際、着る服の選び方で熱中症予防の対策になりますね。
天気予報を見て気温が上がりそうな日、黒い色は避けて白い色を選んでお出かけするようにしてみてはいかがでしょう?
参考:ウエザーニュース